メンタル・コントラスティングで成績アップ!

メンタル・コントラスティングは、個人的成功を目指しあきらめることが選択肢にない集団でも成果が上がるのか?

ドイツの低所得者居住区の公立小学校2〜3年生あわせて49人を対象に行われた調査によると…

調査初日、子どもたちに『英単語を勉強する時間が2週間ある』と話した。『2週間後、絵を見て対応する英単語を下に書くクイズを15問出す。2年生は正しい単語を4個以上、3年生は7個以上書けたらキャンディーを貰える』と。

やる気満々の子どもたち。めいめいにノートを配り、最初にキャンディーを貰う自信がどれくらいあるか、どれくらい欲しいと望んでいるか答えてもらう。そして…

生徒の半分には、キャンディーを勝ち取った場合に起こる「1番いいこと」「2番目にいいこと」をノートに書いてもらう。

残り半数の生徒へは、メンタル・コントラスティングを行った上で「1番いいこと」を書き、続けて「2番目…」ではなく、キャンディーをもらうのを邪魔する行動はどんなことかを思い描いてもらう。

2日後、子どもたちに15の英単語のうち10個を教えた。

最初の指導から1週間後、残りの5つの単語を教え、それとともに勉強用キットも与えた。子どもたちがそこそこ努力すれば覚えられる難易度の単語を選んでいた。「でんしゃ」「くるま」「うれしい」「かなしい」等

2週間後、生徒たちはクイズに挑み、全員がキャンディーをもらえた。

課題はこどもたち全員にとって達成可能であり、それまで成功を予想したことがないような新しいもの。そして予想通り、後者グループつまりメンタル・コントラスティングをした生徒のほうが成績が良かった。

後日、米国で低所得者層の5年生を対象に行った同様の調査でも同じ結果が出た。

つまり、先生が生徒に対してメンタル・コントラスティングを使えば、達成可能な新しい課題で生徒の成績アップを図れる。