成長するものだけが生き残る
この本のお蔭で、僕のスコトーマ(盲点)がはずれた。
この本のまえがきに
成長したいという欲求は、人間だけが持つ欲求で、他の動物にその欲求はありません。心理学者のマズロー博士がいうように、私たち人間は低次元の欲求から始まって…自己実現欲というように、たえず欲求を高度化させずにはいられません。
夢を描く、ひとつひとつ目標を描き、段階的に達成していくことに喜びや幸せ、その達成プロセスを通じて自分の能力や内面を向上させていくことが成長だと説いておられる。
この本の著者、上原先生は、ゼロエミッション技術の開発の風当たりが非常に厳しい時代から、やめさせようと様々な圧力を加えられずもめげずにやり遂げた方。海洋温度差発電の第一人者で、そのプロセスで内面をどのように強くして夢を実現させるのかという秘訣が、この本にまとめられている。
「目標を口にすることで、成長回路を刺激する」では自己評価よりも他人からの高い評価がその人を著しく成長させる刺激になることを指摘。さすが教育者という一面をしめしておられる。
ということで、この本から夢を実現させる秘訣について紹介しようと思う。